士郎正宗のコミック「攻殻機動隊」を原作にしたフル3DCGアニメ「攻殻機動隊 SAC_2045」のシーズン1を再構成した劇場版。傭兵(ようへい)部隊として戦争に身を投じる草薙素子率いる公安9課のメンバーが、新たな敵であるポスト・ヒューマンに立ち向かう。総監督はシリーズを支えてきた神山健治と荒牧伸志、監督は『ヤクザと家族 The Family』などの藤井道人が担当する。草薙素子役の田中敦子、荒巻大輔役の阪脩、バトー役の大塚明夫、トグサ役の山寺宏一など、アニメシリーズを支えてきたボイスキャストが結集している。
全ての国家を揺るがした経済災害「全世界同時デフォルト」の発生とAIの驚異的な進化によって、計画的かつ持続化が可能になった戦争「サスティナブル・ウォー」が勃発。全身義体のサイボーグ・草薙素子とバトーら元公安9課のメンバーは、傭兵(ようへい)部隊としてアメリカ大陸西海岸での戦闘に参加し、類まれな戦闘スキルと電脳を活用しながら躍動していた。そんな彼らの前に驚異的な知能と身体能力を持つ「ポスト・ヒューマン」が出現する。
タイトル | 攻殻機動隊 SAC_2045 持続可能戦争 |
原題 | GHOST IN THE SHELL: SAC_2045 |
上映時間 | 119分 |
製作国 | 日本 |
製作年度 | 2021年 |
公開日 | 2021年11月12日 |
監督 | 神山健治、 荒牧伸志、 藤井道人 |
出演者 | 田中敦子、阪脩、大塚明夫、山寺宏一、仲野裕、大川透、小野塚貴志、山口太郎、玉川砂記子、潘めぐみ |
あらすじ
2045年。全ての国家を震撼させる経済災害「全世界同時デフォルト」の発生と、AIの爆発的な進化により、世界は計画的且つ持続可能な戦争“サスティナブル・ウォー”へと突入した。だが人々が、AIによる人類滅亡への危機を日常レベルで実感できるまでには衰退の進んでいない近未来――。内戦・紛争を渡り歩き、廃墟が横たわるアメリカ大陸西海岸において、傭兵部隊として腕を奮っている全身義体のサイボーグ・草薙素子とバトーたち元・公安9課のメンバー。電脳犯罪やテロに対する攻性の組織に所属し、卓越した電脳・戦闘スキルを誇っていた彼女らにとって、この時代はまさにこの世の春である。そんな草薙率いる部隊の前に、“ポスト・ヒューマン”と呼ばれる驚異的な知能と身体能力を持つ存在が突如として現れる。彼らは如何にして生まれ、その目的とは。大国間の謀略渦巻くなか、いま再び“攻殻機動隊”が組織される――。