「腐女子、うっかりゲイに告る。」のタイトルでドラマ化もされた浅原ナオトの青春小説「彼女が好きなものはホモであって僕ではない」を実写映画化。ゲイであることを隠している男子高校生と、BL(ボーイズラブ)好きの女子高校生とのやり取りを描く。監督・脚本は『にがくてあまい』『世界でいちばん長い写真』などの草野翔吾。自分らしさについて葛藤する主人公を、『私がモテてどうすんだ』などの神尾楓珠が演じる。
妻子ある同性の恋人と付き合っている男子高校生・安藤純(神尾楓珠)は、ゲイであることを隠して日々を過ごしていた。ある日、書店で同級生の三浦紗枝がBL(ボーイズラブ)漫画を買うところに出くわし、紗枝から「誰にも言わないで欲しい」と口止めされる。それをきっかけに二人は急接近し、一緒に遊園地に行くなど交流を深めていくうちに、純は彼女から告白される。自分も異性と交際し、周囲と同じような人生を歩めるのではないかと思った純は、紗枝と付き合うことにする。
タイトル | 彼女が好きなものは |
上映時間 | 121分 |
製作国 | 日本 |
製作年度 | 2021年 |
公開日 | 2021年12月3日 |
監督 | 草野翔吾 |
出演者 | 神尾楓珠、山田杏奈、前田旺志郎、三浦獠太、池田朱那、渡辺大知、三浦透子、磯村勇斗、山口紗弥加、今井翼 |
あらすじ
⾼校⽣の安藤純は自分がゲイであることを誰にも告げずに⽣きていた。ある⽇、書店でクラスメイトの三浦紗枝が、男性同⼠の恋愛をテーマとした、いわゆるBLマンガを購⼊しているところに遭遇する。BL好きであることを秘密にしている紗枝は「誰にも言わないで欲しい」と純に口⽌めをするのだが、彼⼥はまだ知らなかった。⽬の前にいる純が、彼⼥の好きなゲイであることにー。純には妻⼦ある同性の恋人マコトがいるが、書店での遭遇をきっかけに、純と紗枝は急接近する。紗枝の友人達とダブルデートをしたり、クラスメイトたちと遊園地で遊んだりと仲を深めるうちに、純は紗枝から告⽩をされる。「自分も“ふつう”に⼥性と付き合い、“ふつう”の人⽣を歩めるのではないか︖」。一縷の望みにかけるかのように、紗枝の告⽩を受け⼊れ、付き合うことになったのだが・・・。