2014年製作の映画/ドイツ、ハンブルク。諜報(ちょうほう)機関でテロ対策チームの指揮を執るバッハマン(フィリップ・シーモア・ホフマン)は、イッサというイスラム過激派に関わりがあるといわれる若い密入国者をマークする。人権団体の弁護士アナベル(レイチェル・マクアダムス)を介して銀行家ブルー(ウィレム・デフォー)との接触をもくろむ彼を、あえて拘束せずに監視するバッハマン。イッサの動向を追い掛けることでテロ資金源となっている人物にたどり着こうと考える彼だったが、思いも寄らない出来事が次々と降り掛かってくる。
解説: 2014年2月に急逝したフィリップ・シーモア・ホフマン最後の主演作となった、ジョン・ル・カレの小説を実写化したスパイサスペンス。ドイツのハンブルクを舞台に、対テロ諜報(ちょうほう)チームを率いる男がテロリストの資金源となっている者の正体をつかんでいく。監督は『ラスト・ターゲット』などのアントン・コービン。『きみに読む物語』などのレイチェル・マクアダムス、『シャドウ・オブ・ヴァンパイア』などのウィレム・デフォーら実力派が共演。息詰まる展開に加え、ホフマンの熱演にも引き込まれる。
原題 | A MOST WANTED MAN |
上映時間 | 122分 |
製作国 | アメリカ、イギリス、ドイツ |
製作年度 | 2014年 |
公開日 | 2014年10月17日公開 |
監督 | アントン・コービン |
出演者 | フィリップ・シーモア・ホフマン、レイチェル・マクアダムス、ロビン・ライト、ダニエル・ブリュール、ウィレム・デフォー、グレゴリー・ドブリギン、ニーナ・ホス、コスティア・ウルマン、マルティン・ヴトケ、ライナー・ボック |