ウェブライターのカツセマサヒコによる小説デビュー作を、『君の膵臓をたべたい』などの北村匠海を主演に迎えて映画化。20代の若者たちの喜びと苦しみが入り混じる青春を描く。『ホリミヤ』シリーズなどの松本花奈が監督、『デイアンドナイト』などの小寺和久が脚本を担当。北村ふんする主人公が一目ぼれするヒロインを『カツベン!』などの黒島結菜、主人公の親友となる会社の同期を『ウルトラマンタイガ』シリーズなどの井上祐貴が演じるほか、山中崇、佐津川愛美、高橋ひとみ、濱田マリらが共演する。
明大前の沖縄料理屋で開かれた飲み会に退屈していた僕(北村匠海)は、彼女(黒島結菜)を見て一瞬で心を奪われる。やがて付き合い始め、本多劇場で観た舞台や旅行など、彼女と共に過ごすひとときは幸福に満たされていた。一方で社会人になった僕は、思い描いていた未来との大きなギャップに苦悩していた。
タイトル | 明け方の若者たち |
上映時間 | 116分 |
製作国 | 日本 |
製作年度 | 2021年 |
公開日 | 2021年12月31日 |
監督 | 松本花奈 |
出演者 | 北村匠海、黒島結菜、井上祐貴、山中崇、楽駆、菅原健、高橋春織、三島ゆたか、岩本淳、境浩一朗 |
あらすじ
「私と飲んだ方が、楽しいかもよ笑?」その16文字から始まった、沼のような5年間。明大前で開かれた退屈な飲み会。そこで出会った<彼女>に、一瞬で恋をした。下北沢のスズナリで観た舞台、高円寺で一人暮らしを始めた日、フジロックに対抗するために旅をした7月の終わり・・・。世界が<彼女>で満たされる一方で、社会人になった<僕>は、””こんなハズじゃなかった人生””に打ちのめされていく。息の詰まる会社、夢見た未来とは異なる現在。夜明けまで飲み明かした時間と親友と彼女だけが、救いだったあの頃。でも、僕はわかっていた。いつか、この時間に終わりが来ることを・・・。