ミステリー・セレクション・湯の町コンサルタント3 びわ湖真珠殺人事件
琵琶湖畔に建つ温泉旅館・秀水旅館のリニューアルを請け負った松城章太郎(坂東三津五郎)と龍巳浩介(角野卓造)は、完成披露パーティー出席のため彦根に降り立った。早速、彦根城にやって来た章太郎は、そこで琵琶湖真珠のネックレスをした佐藤美茶子(秋本奈緒美)という女性に出会う。パーティーの翌朝、ジョギングに出た章太郎は、銀行員・松宮(津村知与支)が首を吊って死んでいるのを発見する。松宮は、秀水旅館改装費の融資を担当していて、パーティーの時、旅館オーナーの北川(坂田雅彦)と松宮が融資のことで揉めていたという。自分が必ず責任を持って融通するという銀行の支店長・豊嶋(渡辺哲)。だが、北川はその援助を拒み東京に金策に行くと言いだす。浩介は北川に同行するため東京へ。彦根に残った章太郎は、美茶子の案内で小谷城址を訪れる。そこで、美茶子は「自分が松宮を殺したのかもしれない」と章太郎の胸で泣き崩れた。そんな時、東京で金策に走っていた北川が、ビルの屋上から転落して亡くなった。エレベーターのビデオに揉み合っている浩介と北川の姿が映っていたことから、浩介は警察に連行されてしまう…。
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