サスペンス名作選 監察医室生亜季子10「顔のない白骨死体」
遺体はAB型の160センチ位の女性で、死亡時期は2か月前。 遺留品のブラウスに付いていたクリーニングのタグに「イヌイ」の文字があり、ポケットにミツバチの死骸が入っていた。 ブラウスの購入者は女子大生の永島茂子で、彼女はそのブラウスを同居人の戌井早苗にあげていた。 2か月前になる5月の連休明けに言い合いをして、早苗は「旅行に出る」と言ってふらっと出ていったきり。 有名外科病院の一人娘。 早苗の母 野川由美子は亜季先生の医大の同級生だった。 由美子は遺体が自分の娘であると認めようとしない。
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