ボストン。マーサは出産を間近に控えており、自宅で出産する準備を整えていた。夫のショーンは不器用ながらも懸命にサポートしていたが、その甲斐もなく死産になってしまった。悲しみのどん底に突き落とされた2人だったが、その悲しみを思うように分かち合うことができず、夫婦の間に徐々に溝が生じ始めた。そんなマーサに追い打ちをかけたのが母親のエリザベスだった。エリザベスは「助産師(イヴ)を告訴して然るべき責任を取らせるべきだ」と強硬に主張し、マーサを強引に原告席に着かせたのである。
死産という痛々しいまでの悲しみを抱え、癒える間もなく母親との確執やパートナーとの価値観の違いで、心をかき乱されていく主人公マーサ・ワイス。
そんな主人公マーサの苦悩と葛藤を見事に演じたヴァネッサ・カービーは、批評家達から高く評価され、第77回ベネチア国際映画祭で女優賞を受賞しました。
原題:PIECES OF A WOMAN
製作年度:(2020年)
製作国:アメリカ
監督: コルネル・ムンドルッツォ
出演: ヴァネッサ・カービー,シャイア・ラブーフ,エレン・バースティン,モリー・パーカー
監督コーネル・ムンドルッツォ脚本カタ・ヴェーベル出演者ヴァネッサ・カービーサラ・スヌークシャイア・ラブーフエレン・バースティンベニー・サフディモリー・パーカーイライザ・シュレシンガージミー・フェイルズ
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