2021年製作の映画/8歳のネリー(ジョゼフィーヌ・サンス)は、森の中に立つ祖母の家を両親と共に訪れる。亡くなった祖母の家を整理することになったものの、母は少女時代の思い出が詰まった家にいることに耐えかねて出て行ってしまう。残されたネリーは、母が昔遊んだ森を探索するうちに、マリオン(ガブリエル・サンス)という母と同じ名前を名乗る8歳の少女と出会う。
解説: 娘、母、祖母の3世代をつなぐヒューマンドラマ。祖母が他界し、そのことに動揺した母が行方をくらませた日、残された娘は時空を超えて自分と同い年の母と出会う。監督などを手掛けるのは『燃ゆる女の肖像』などのセリーヌ・シアマ。ジョゼフィーヌ・サンスとガブリエル・サンス姉妹が主人公の少女を演じ、『カミーユ』などのニナ・ミュリス、『サガン -悲しみよ こんにちは-』などのマルゴ・アバスカルらが出演している。
原題 | PETITE MAMAN/LITTLE MOM |
上映時間 | 73分 |
製作国 | フランス |
製作年度 | 2021年 |
公開日 | 2022年9月23日公開 |
監督 | セリーヌ・シアマ |
出演者 | ジョセフィーヌ・サンス、ガブリエル・サンス、ニナ・ミュリス、マルゴ・アバスカル |
あらすじ
最愛の人を失った8歳のネリーは森の中で少女と出会う。それは“8歳のママ”だった──
8歳のネリーは両親と共に、森の中にぽつんと佇む祖母の家を訪れる。大好きなおばあちゃんが亡くなったので、母が少女時代を過ごしたこの家を、片付けることになったのだ。だが、何を見ても思い出に胸をしめつけられる母は、一人出て行ってしまう。残されたネリーは、かつて母が遊んだ森を探索するうちに、自分と同じ年の少女と出会う。母の名前「マリオン」を名乗るその少女の家に招かれると、そこは“おばあちゃんの家”だった──。