上映日:2002年06月29日製作国:日本上映時間:83分ジャンル:ドラマ青春
あらすじ・解説
解説: 男子校・朝日高等学校。その日、屋上にはいつものように不良グループが集まっていた。新3年生の彼らはそこで、柵の外に立ち手をたたく回数を競う通称“ベランダ・ゲーム”をしていた。柵の外側はつま先がやっと引っかかる程度の幅しかなく、柵に掴まらずには数秒と立っていられない。落ちれば地面にまっさかさま。それは、勝ったものが学校を仕切ると決められた伝統の根性だめし。勝利したのは8回の新記録を出した物静かな男・九條だった。しかし、九條にとっては学校を仕切ることなどどうでもいいことだった……。
男子高・朝日高等学校の卒業式の日、ワルの先輩達が3年間の恨みを晴らそうと教師を追いかけて走っている。そんな風景を眺めているのは、新学期から3年生になる九條(松田龍平)、幼馴染の青木(新井浩文)ら6人。彼らはそこで青空をバックに、皆で記念写真を撮った。屋上にはもっと空に近い場所―最屋上があり、そこで彼らが楽しむのは、柵の外に立ち、手をたたいた回数を競う“ベランダゲーム”。失敗すれば校庭にまっさかさま。回数が多いほど肝が据わっていることの証となり、勝者として学校を仕切るのが習わしの伝統のゲームだ。8回という新記録を出した九條だが、彼にとっては“ゲーム”も“学校を仕切る”ことも無意味で、どうでもいいことだった。新学期、授業中でも不良たちは堂々と教室を出入りする。野球部は地区予選敗退だと言う。甲子園への夢も消え、進学するのも難しい。就職するにも、したいことが見つからない。突きつけられる現実の中で、自分の行き場を探すことを余儀なくされる時の始まりであった・・・。
タイトル | 青い春 |
上映時間 | 83分 |
製作国 | 日本 |
製作年度 | 2001年 |
公開日 | – |
ジャンル | ドラマ青春 |
監督 | 豊田利晃 |
原作 | 松本大洋 |
脚本 | 豊田利晃 |