ミステリー・セレクション 警視庁三係吉敷竹史シリーズ 1
「若い女性が死んでいる…」という匿名の通報を受け、マンションの一室にやって来た警視庁捜査一課強行班三係の刑事・吉敷竹史(鹿賀丈史)。被害者の女性は浴室で顔の皮を剥がされ、目玉をくり抜かれて殺されていた。被害者は、部屋の主で所在が不明になっているホステス・九条千鶴子(森洋子)である可能性が大きい。捜査が進むうち、情報提供の電話がかかってくる。その中に千鶴子の死亡推定時刻に、「九州に向かう寝台特急『はやぶさ』の車内で千鶴子を見た」というものがあった。連絡してきた小出(坂本長利)に会った吉敷は、車内で千鶴子と一緒に撮ったという写真を見せられ愕然とする。東京で殺された女が死んだはずの時間に九州に向かう列車に乗っていた…。この異様な謎を解くために、吉敷は千鶴子という女の秘密を探ろうと彼女の実家がある北海道を訪れる。
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