ミステリー・セレクション・温泉殺人事件シリーズ1 有馬温泉殺人事件
警視庁捜査一課の警部・志垣良雄(片岡鶴太郎)は、妻・素子(あめくみちこ)と娘の直子(尾藤亜衣)と3人暮らし。志垣の部下の刑事・和久井一郎(浅利陽介)と直子の婚約者・谷本卓也(パーマ大佐)が家に遠慮なく上がりこんで来るのがしゃくに障るが、皆で食卓を囲むことを志垣は楽しみにしている。ある日、志垣のもとに幼なじみで有馬温泉の老舗旅館女将・吉崎波満子(かたせ梨乃)から、家族を招待したいという手紙が届く。手紙が自宅ではなく警視庁宛に届いたことに何か特別な相談があるのではないかと察した志垣は、家族ではなく和久井を連れて出かけることに。40年ぶりに波満子と再会した志垣は再会を喜び、思い出を懐かしく語り合う。しかし波満子は複雑な事情を抱えていた。旅館の主人・吉崎俊基(深作覚)の後妻に納まり女将となった波満子だったが、その主人は2年前に事故死していて…。
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