ばいばい、アース 第10話
第10話 ばいばい、アース「第十楽章 螺旋。唸る剣、錆びた爪」飢餓同盟の闇に飲み込まれ、アドニスは首魁ドランブイの歓迎を受ける。ベルの“唸る剣(ルンディング)”を始め、あまたの名剣を生み出した剣作家の彼女は、アドニスのためだけの剣“錆びた爪(ラスティネール)”を作り、彼に与える。さらに、旧知のシアンを呼び寄せ、剣の修行をつけさせる。アドニスは戸惑いながらも徐々にドランブイとその闇の温かさに心酔していく。そしてベルが“理由(ことわり)の少女”と呼ばれる由縁にも近づいていく。