ミステリー・セレクション・万引きGメン 砂の絆
保安員・二階堂雪(木の実ナナ)は、自分が補導した万引き犯の男(岸端正浩)から逆恨みされ、帰宅途中に襲われる。だが、間一髪で仕出し弁当屋の従業員・青森ミカ(宮本真希)に助けられる。だが数日後、ミカが何者かに殺され、河原で遺体で発見された。犯人を突き止めたい雪は、知り合いの新聞記者・花沢(モト冬樹)と共にミカの身辺を調べ始める。ミカは以前の勤め先で“9521”という4桁の数字に1000万円の価値があると話していたという。しかも「青森ミカ」という名は偽名で、ミカの本名は「片桐洋子」だったことも判明する。その後、横浜にミカの本名と同姓同名の片桐洋子(小沢真珠)という新進気鋭のファッションデザイナーが、「ブティック・9521」という店を経営していることを突き止める。店名の“9521”とはSLやまぐち号の列車番号で、洋子がブランドのロゴマークとして使用しているものだった。
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