王は愛する
【ストーリー】
第25代高麗王の息子ウォン（イム・シワン）は、美しい容姿と知性にあふれ、大胆な行動力で人々を引き付ける卓越した能力の持ち主だが、母親が元のフビライ王の娘であったため、父親から忌み嫌われ警戒されていた。政に興味を持たず、権力争いも嫌い、いつも親友リン（ホン・ジョンヒョン）と過ごしていた。ウォンにとってリンは、家族よりも心を許せる存在であり、一生を共にすると誓った特別な存在であった。リンは、友でありながらも護衛としてウォンを誰よりも近くで支えていた。
ある日、ふたりは身分を隠し王宮の外に出かけ、高麗一の大商人ウン・ヨンベクの妻が何者かに殺されるところを目撃する。殺された女性の娘であるサン（ユナ）は幸い難を逃れるが、狙われていたのが娘だと気付いたヨンベクは、身分を偽り侍女として生きるようサンに告げる。一方、ウォンとリンは、サンの母親が亡くなる直前に残した娘への遺言を伝えようとヨンベクの屋敷へ忍び込み、サンとは知らずに母親の最期の言葉を伝える。これが3人の出会いだった。
トライアングル』『ミセン‐未生‐』で注目を浴びたイケメン俳優イム・シワンの主演作！高麗時代を舞台に、3人の男女の甘く切ない愛と、固い絆で結ばれた友情を描くラブロマンス時代劇。イム・シワンが演じたのは、美貌と知性を持ちながらも孤独に育った世子、ワン・ウォン。父親に嫌われているウォンの心の拠り所は、幼い頃からの親友で、護衛役を務めるリンだけだった。また、リンも生涯をかけてウォンを支えることを誓っていた。だが、ヒロインと出会い、三角関係になってしまったことでウォンとリンの友情が崩れ始め…。ウォンと熱い男同士の友情を結ぶリンと、